2020PreEvent News

2020/09/02

パネリストからの参加者質問に対する回答をアップしました。

2020/08/01

プレイベント開催致しました。ご参加ありがとうございました。

~社会はツライよ 若者よ、コロナ社会を自分らしく生き抜こう!~

山本 恵子氏

Main Guest

矢上 清乃氏

Moderator

廣田 彩友美氏

Panelist

加藤 裕子氏

Panelist

田中 恵一氏

Graphic

 Youtube Audience

参加者アンケート結果 こちらから

●子供のいる世帯において、妻の家事時間は夫の2.8~3.6倍、育児時間は2.1~2.7倍だという調査報告書ですね。
参考HPはこちら
「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」という考え方に反対だと思う人が6割程度という調査結果もあるため、世の中の意識は変わってきているのだと思います。
夫婦お互いが納得して家事育児の時間差が発生しているのであればノープロブレムだと思いますが、そうでない場合はお互いの気持ちをしっかり話し合ったうえで、必要に応じて外部サービスや時短家電を活用したりしてそれぞれにとって幸せな家族のかたちに向かえると良いなと思います。
 
●日本の男性は世界的に見ても、家事・育児の時間が少ないというデータがありますが、そこには、仕事で長時間労働をされている背景が隠れているのかもしれません。家事を合理化する、家事をシェアすることで、ひとりひとりの負担を減らすことができるといいと思います。
 
●夫婦双方がそれぞれの考えやスタンスをすり合わせての結果であればいいのですが、どちらかが無意識に女性がやらなければ、男性がやらなければなど性差による役割分担に囚われていたり、周りから言われたり、あるいは言われなくても、周りの目が気になったりと、心では納得してなくても世間体のために家事を女性側が引き受け過ぎてしまうとどこかで行き詰まってしまう傾向にあります。もし、もやもやする気持ちがあるのなら、その自分の気持ちをパートナーに伝えて、一緒に考えていこう!という夫婦の関係性を作っていくため双方の努力が必要ですが、そのような関係性を築ければ、家族の構成員それぞれが幸せに生活してと思います。

●外に出たい欲求は近所を散歩して紛らわせています。新しく始めたことはウクレレです!楽天市場で4000円の初心者セットを買いました。(廣田)
 
●夜の睡眠が一番のストレス発散法?在宅が多くなるとつい夜中までスマホを触ってしまうのですが、疲れたりストレスを感じた時は、ゆっくり湯舟に浸かって、はやめに布団に入るようにしています。ゆっくり寝られた翌日は、頭が働いて前向きに物事をとらえることができる気がしています!新しく始めたことは服の断捨離です。(加藤)
 
●人と会ったり旅行や飲み会が大好きだった自分にとっては、かなりストレスが溜まっております。一人で黙々とやることが苦手なため、ヨガの先生の友人のオンライン講座を受け始めたり、ずっとやりたかった英語のやり直し(特に諦めてた発音)をオンラインでトレーニングを受け始めました。(矢上)

●育児だけでなく介護や傷病で休むこともあり、誰にでも起きることなので、「おたがいさま」という気持ちを職場全体で持てると良いですよね。偉い人や年上の人からの働きかけで空気が変わると思うので、今回のイベントにご参加頂いた皆様からぜひ積極的にご自身の職場で声掛けをしていっていただきたいです。
あと、「自分が抜けたら職場に迷惑が…」というのをよく耳にしますが、世の中なんだかんだで回っていくので思い切って取得しようという割り切りも大事だと思います(笑)
 
●職場の研修等でダイバーシティの概念を学ぶ機会を作っていただくことや、サポートする人への手当を付けるなど。

●オンライン会議あるあるのひとつで、難しい問題ですね。
会議の主催者もしくは司会者的な役割の方が、「〇〇さんはどう思う?」と順番に声かけをしたり、参加者が多い場合はアンケート機能でYESかNOの多数決を取ったりする、等でしょうか…
オンライン会議はオフライン会議以上に「ファシリテート」の役割が重要だなと実感しています。
 
●オンライン会議は長時間になると疲れますよね。意見も言いづらい雰囲気もわかります。誰かに話題を振ってもらえば話せるので、やっぱり司会みたいな方の役割が重要ですよね。会議の頻度を減らして、グループチャットだけで用事を済ませてしまうのもありかもしれません。チャットの方が、みんな気軽に書き込みできるなら…。
 
●議題のある会議だけでなく、週1か月1でも、何も用事はないけど、単にネットをつなげあうzoomの時間を作って、生存確認?的に雑談できるような時間も意識して作っています。

通勤時間の短縮や、日中にちょっとした家事ができたり、なにかと融通が利くので基本的にはオンライン勤務推奨派ですが、今月から新しい職場に異動になった中でずっと在宅勤務なので雰囲気が掴めず少し戸惑いを感じています。オン:オフ=8:2程度でバランスを取れると嬉しいです。(廣田)
 
●個人的な感想ですが、オンライン勤務のが効率が良いです。企画立案や原稿作成は集中できる環境が最適!オンライン会議も、議題のみ終わればすぐに終了し、顔を合わせての会議より時間短縮されました。通勤時間や昼休みを有効利用して、洗濯物を干したりもできますし、仕事と家庭の両立にはありがたい制度です。自由が多い分、自己責任が大きくなるので、時間配分も含めてより計画的にならないといけないですね。ただ私の場合、番組の収録や納品で会社に行かなければならないことも多く、後輩の様子も気になる(困っていないか)ので、実際には、オン:オフ=2:8です。(加藤)
 
●もともとリモートワークを取りれて埼玉と名古屋の二拠点生活を取り入れていましたので、オンライン勤務の利点を享受していました。特に移動の時間、関東の酷い通勤ラッシュを避けられるのはこの上ないメリットです。また移動の時間がないので、家族やプライベートの時間も確保しやすく家族揃っての食事ができることが増えました。ただ、全部がオンラインでは、やはり人間同士のコミュニケーションでは不足しますので、オフでしかできない仕事、オフの場合がより効果が出る仕事を見極めるいいきっかけにもなると思いますので、そういった仕事はオフで、それ以外はオンラインでという仕事のやり方を展開していきたい。(矢上)
 

●大人も子供も日々戸惑いや不安を抱えながら生活をしている中なので、いつも以上によく話を聞くことや、「大人も不安なんだよ」というメッセージを明確に出したうえで、一緒に考えながら進んでいこうという姿勢で接することでしょうか。
 
変化に敏感な子どもたちにとって、習慣を変えること自体に大きなパワーが必要なんだと思います。休校という環境変化に対応できない、それ以外にも、子どもたちへの影響は、長期に渡るように思います。否定せずじっくり話を聞く事、抱きしめてあげる事、褒めてあげる事、そういうことを繰り返して、「自分は愛されていて大切な人間だ」と、子どもたちが自信を持てるようにするのはいかがでしょうか?偉そうにすみません。
 
●小学生ぐらいになると自分が子どもの時代と比べて、今はネットでニュースを見たりする機会もあり、意外と子どもなりに世の中のことを見ているなと感じます。食事中などの雑談の中で、ぽろっと不安に思っていることを口に出したりするので、どう思う?など質問ぜめではなく、普段の生活の様子を見守りながら、いつでも聞くよという姿勢でサポートしていきたいと思っています。うちへ遊びに来る子どもたちもいたり、またであう子どもたちにも、自分の子どもと同等の目配りは難しいかもしれませんが、見守る意識は持っていようと思っています。
 

界中の誰もが経験したことのない状況の中、若い世代の方達も不安に思うことたくさんだと想像します。年功序列でなんとなく若い人たちが自分たちの思いを口に出しにくい雰囲気になっているのではと心配するところもあります。私も母となって初めて、理不尽な社会の仕組みがたくさんあることに気づき、でもその理不尽や不満を自分から伝えないと善意で気づいてくれる人は少ないことを経験しました。ぜひ何か言葉や行動で示して見てください。当事者で大変な場合や行動している時間がないなどの場合は、誰かにあるいはネット上でも助けてと言葉にすることから、物事が動く場合もあります。失敗したらどうしようなど思ってしまいますが、若者の特権、失敗こそ経験になりますし、共感してくれる仲間が見つかるきっかけにもなります。ぜひ勇気を持って自分で考えたことに自信を持って一歩踏み出していってほしいです。そんな若い方達の応援をそっと見守っていける大人でありたいと思っています!
ち着かない日々が続く中ですが、学生の方は大人に声を上げる、大人は学生の困りごとを自分から掴みにいくといったいった「お互いが一歩ずつ踏み出す」ということを心がけて行動することでひとつでも困りごとが解消できると良いなと思います!
 
生の皆さんに伝えたいのは「夢をあきらめないで」ということです。あきらめたら夢は叶わないけれど、あきらめなければ、100%の理想通りは無理でもそれに少しでも近づけるはずです。応援しています!